販売生体についてのご注意
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WD(ワイルド=野外採集)品は採集以前の活動状況が不明な為、余命について判断ができず、短命の場合もございますのでご注意下さい。
ダニの付着やアゴ・翅等のスレや欠け、爪先や触角等に軽度なマヒなどが見られる場合がございます。
- ※ダニの付着はブラシ等で取ることや、針葉樹成虫管理マットにて飼育することで軽減することができます。
- ※極端なアゴ欠け、フセツ取れ、脚部の重度なマヒなど、大きな欠損は出来る限りわかりやすく表記いたしますので、画像等でご確認の上ご購入下さい。
- ※野外生体の種判別間違い(同定ミス)につきましては、補償の対象外となる場合がございますが、判明次第ご連絡下さい。
補償につきましてはご購入金額を上限とさせて頂きますのでご了承下さい。
- 冬季生体のお受取りについて
低温により、ご到着時に生体の活動が少なくなっている場合がございます。
急な加温をせずに、室内常温でゆっくりと暖めて頂くと活動を再開いたします。
遠方地域の冬季生体発送についてのご案内
沖縄・北海道地域は航空便でのカイロが指定危険物となり使用できません。
発送の際は、保温シートなどでできる限り保護いたしますが、生体の安全が保障できない状態となります。
誠に申し訳ございませんが沖縄・鹿児島・宮崎・北海道・青森・秋田ならびに離島などの運送に2日以上を要する地域に関しましては冬季期間中の生体死着補償の対象外とさせていただきますので、該当地域のお客様はどうかご了承下さい。
安全なお届けのために、最寄りのヤマト運輸営業所止めもご利用頂けます。ご希望の営業所名をお伝え下さい。
期間:11月~2月(青森・秋田は10月~3月、北海道は9月~5月、気候の変化に伴い期間が変更となる場合がございます)
・ オオヒラタクワガタ大図鑑 塚脇 智成
・ スマトラオオヒラタの飼育 たくま
・ 隙間産業的飼育 ‐ ディディエールシカクワガタ編 ‐ 安部 浩平
・ 虫のためなら、どこへでも! 野澤 亘伸
・ マクロ撮影の世界 大塚 昌平
・ HirokAのヘラ2漫遊記 河野 博史
・ 山梨オオクワ採集 台木の上にも3年! 長坂 敬司
・ たえたそちゃんねる(裏) たえたそ
・ 異種格闘技戦‼遠藤哲哉のクワカブvsプロレスラー‼ 遠藤 哲哉
・ 新オオクワガタ検証企画‼
同条件で飼育してどのくらい結果がバラけるのか検証してみよう! プロデューサー・チョネ
・ 息抜き飼育にこんな虫 ‐ ノコギリクワガタの巻 ‐ 春日 良太
・ 21世紀版 クワガタムシ飼育のスーパーテクニック 小島 啓史
・ ホペイの世界 山本 良樹
・ 日本産クワガタムシ採集記 徳之島・西表島採集記 満保 直彦
・ 80mmブリーダーから学ぶ ゼロからはじめる巨大オオクワガタの育て方 上級編 奈良憲成
・ 編集部よりお知らせ
・ 読者と執筆者と編集部をつなぐ井戸端会議室 び~くわ横丁
・ クワガタ用語の基礎知識
・ 編集後記
ビークワ88号は『オオヒラタクワガタ大特集!!』です。
みんな大好きオオヒラタクワガタですが、前回の特集は2012年の44号で、実に11年ぶりの特集となります。
今回も多方面から多数の標本をお借りし、この11年間に発見された新知見を盛り込みました。
計200頭の特大個体から地域変異までがズラッとならぶ巻頭プレートは圧巻の一言に尽きると思います。
巻頭特集にからみ、昨年の飼育レコードコンテストで108.8mmというとんでもない個体を出してきたたくま氏に、スマトラヒラタの飼育法をご執筆頂きました。
オオクワガタやニジイロクワガタに並び、飼育者数が多いことで知られるスマトラヒラタのレコードホルダーの飼育法です。
これは見ないと時代に取り残されてしまいますね。
いつも素晴らしい写真で我々を魅了してくれる、野澤亘伸氏の「虫のためなら、どこへでも」は、今回、伊豆大島と御蔵島への旅を執筆してくれました。
御蔵島では許可を得て島内を巡り、現在のミクラミヤマ事情がよくわかる内容です。
伊豆大島では苦戦しましたが、特大個体を採集?しております。
また、野澤氏のカメラ仲間であるショーヘイ(大塚昌平)氏に、「マクロの世界」と題して、マクロ撮影のあれこれを書いて頂きました。
ちょっと難しい内容かもしれませんが、カメラで昆虫を撮影する事に興味がある人はぜひともご覧頂きたいですね。
『ゼロからはじめる巨大オオクワガタの育て方』は今回上級編。
さまざまな機器を使用した環境コントロール法、菌糸の特性を考慮しながらのエサ交換、過去実績とデータから選び抜かれた種親選別と掛け合わせ論。
飼育レコードを狙う為にもレコードホルダーのテクニックは一つでも多く吸収したいところです。
YouTuberの裏側?を描いた『たえたそちゃんねる(裏)』は、オオクワガタをはじめて採集した時のやりとりです。
もともとにして簡単に捕れるものではありませんが、それなりな苦労をされている様子をコミカルにご紹介しています。
「待ってました!」と早くも話題沸騰の『ホペイの世界』は、形状の作り方にこだわりぬいた内容。
日本産オオクワガタがとにかく体長が長くなることに注力している昨今、単純にノギスなどでは測れない、形状追求の世界。
究極を求める筆者の形状論が炸裂した記事となっています。
そして最後に、今春発行の「図説シリーズ改訂版 日本のマルバネクワガタ」に掲載されて、マルバネファンの度肝を抜いた西表島産68.4mmの採集記が満を持してお披露目!
超特大個体を採集した時の気持ちは、誰しもが味わいたい至福の瞬間。
あふれだす採集時の筆者の心情は、採集好きなら誰しも共感することでしょう。
夏を迎えて飼育に採集にと忙しくなる季節ですが、ビークワ88号を見る時間だけは残しておいて下さい!