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用語
クワガタ・カブトムシ用語集
この用語集はクワガタ・カブトムシ飼育においてよく見る用語を解説したものです。
クワガタ・カブトムシ飼育上の意味として解説しており、一般的用法や他の専門分野と解釈が異なる場合があります。
別血統の雌雄を交配させること。
交配・血統については遺伝子学や爬虫類・植物分野など様々で、昆虫業界においても用語の解釈が人により違いがあります。
むしやどんぐりでの定義はコチラをご覧下さい。
Fとは「Filial generation」の略で「世代」の意。F1は累代飼育の血統第一世代をあらわす。累代表記については統一規格がなく、人により表記ルールが異なります。
むしやどんぐりでの定義はコチラをご覧下さい。
発酵マットは袋の中でも発酵を続ける場合があり、使用前に充満したガスを取り除くこと。容器にあけて攪拌して置いておくとガスが抜ける。(コバエ等の侵入に気を付けること)
使用する際にマットに熱がこもっている場合は発酵中の可能性があるので、熱が冷めるまで様子をみてから使用する。
カワラタケによって朽ちた木材。産卵木に使われる。カワラタケ菌によって組織が分解され、産卵に適した状態となっている。
羽化直後の成虫が成熟して活動を開始するまで安静にしている状態。
休眠期間中はエサを食べない。
オオヒラタケやカワラタケなどの菌糸を広葉樹のマットに植菌し容器に入れたもの。各種クワガタの幼虫のエサとなる。
幼虫を菌糸ビンに入れて飼育する方法。
菌糸ビンの中身だけをビニール袋などに入れてブロック状に固めたもの。崩して容器に詰めて使用する。
立ち枯れや倒木の中にいる幼虫や成虫を、木を割って採集すること。
メスに産卵させる為の朽木。植菌材や原木椎茸栽培に使用されたクヌギやコナラのホダ木が使われる。
2令幼虫が脱皮した幼虫。終令(しゅうれい)幼虫とも言う。
クワガタやカブトムシの幼虫期は3令で終了する。
前翅(ぜんし・まえはね)、翅鞘(ししょう)とも呼ばれ、昆虫の上はねの事。昆虫の場合、羽ではなく翅と書く。
エサを食べた痕跡。昆虫飼育では主に幼虫の食べ痕を意味する。
卵から孵化した幼虫。1令幼虫とも言う。脱皮を繰り返し2令幼虫、3令幼虫(終令幼虫)へと成長していく。
蛹室(ようしつ)を作り、移動や食事をしなくなった状態の幼虫。
マットを醗酵させる際に使用する醗酵促進剤。
同じ両親から生まれた兄弟姉妹。雌が同一でも雄が異なる場合は同腹異父となる。
1度発菌した菌糸(一次発菌)を崩し、再度詰めなおして発菌させたもの。
1度醗酵したマット(一次醗酵マット)を再度醗酵させたもの。
広葉樹の朽木を粉砕し、発酵させたもの。添加剤を加えるものもある。
卵から幼虫が孵(かえ)ること。
節足動物の足の先端にある節。
交尾させること。
クヌギやナラなどの広葉樹の朽木を粉砕したもの。成虫飼育の床材や幼虫のエサに使われる。
醗酵マットで幼虫を飼育する方法。
野外採集の雌を飼育下で交尾させずに産卵させること。
野外採集の雌は採集前に自然界で交尾済みのものが多く、ペアリングをせずとも産卵する場合がある。
幼虫が蛹(さなぎ)になること。
幼虫が蛹(さなぎ)になる際に作る部屋で、成虫になり野外活動を始めるまでこの部屋に留まる。
マンネンタケの栽培に使用した後の材。外見は非常に堅いが中は手で崩せるほどやわらかくなっている。産卵木に使用される。
用語集について
初めたばかりの飼育では専門用語が多く、難しく感じてしまうこともあります。
「マットってなに?土とどう違うの?」「蛹化(ようか)?前蛹(ぜんよう)?」など、実際のお客様とのやり取りなどで必要と感じた用語について解説していますのでご参考ください。